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「モレステ流通体系(案)」 モレステ・先行材・ポンプ・生コン・価格

「モレステ流通体系(案)」 モレステ・先行材・ポンプ・生コン・価格

【モレステ流通体系(案)】

メーカー→生コン→商社→(8,000円)元請け

※ポンプ業者に技術料として1案件2,000円をメーカーから支払う

次世代のマテリアル

そんな風に関心を寄せられている材料がある。

モレステ→Mortar Less Technology

(※名前が「モレステ」に決まるまでは、「モレテル」「モレテイル」「モレル」「モレテク」「モレチャッタ」...、などのネーミングが候補に挙がりグループ内で激しい駆け引きがあったことはあまり知られていない)

どんな材料か?

モレステ

こちらのリンクを見ていただければ過去の記事をご覧いただける。

要は、生コンポンプ打設の際に必要とされる、

「先行モルタル0.5㎥」

が必要となくなる。

そんな材料のことを世間では「モレステ」と呼んでいる。

ものは、よい。

それは残コン技術フォーラム(残コンフェス)を訪れた人たちも異論はない。

そして、残コンフェスはこれから全国ツアーを予定している。

※全国ツアースケジュール→「1都1道2府43県全部

そして、ここから先に重要になるのが、

「モレステ、どうやって売るか?」

つまり、流通体系をいかに整えていくか?

が次の重要なテーマとなる。

これまでの17年に及ぶ建設営業マン人生を振り返ると、

「いいものが、売れる」

必ずしもそうではないということを常々感じている。

「いいから、売れる、ということではない」

ということを念頭に置いた流通体系を設定せねばならない。

先日の、「残コンフェス in 福岡」においてもとある一流商社からその点を指摘された。

「ぜひ、既存流通を配慮した流通体系を」

実に示唆に富むご指摘である。

ここで、考慮せねばならない「既存流通」とは、

「モルタル0.5がいかにして流通しているか?」

を指すことになる。

ほぼ全国的に一様だろうから下記の通り説明をすると、

【モルタル0.5商流】

生コン工場→商社→元請け

という風になっている。

例えばここでモレステの商流を下記の通りに設定するとどうなるか?

メーカー→ポンプ業者→元請け

まったく売れない、ということはなかろうけれども、既存流通の協力は得られなかろう。

なぜならば、既存流通からしてみたら、

「モレステのせいで自分たちの商売あがったり」

になるから。

それだけではない。

元請けからしてみたら、ポンプ業者からモノを買う習慣がない。

そもそも物品購入は旧来の仕入れ商社から口座手続きを踏まえて行っているものだから、

メーカーサイドの都合だけで、

「ポンプ屋さんから買ってくださいね」

といわれても、手続きが一つ増えて、

「めんどくせえ!モルタルでいいわ!!」

みたいな話になる可能性がある。

このような背景から、

「ぜひ、既存流通を配慮した流通体系を」

というご指摘は実に含蓄に富んだものだといえる。

それでは、以下の通りの流通体系が妥当なのだろうか?

メーカー→生コン→商社→元請け

一見、モルタルと一緒だし、これでもいいような気がする、

が、

実は忘れている存在がいる。

ポンプ業者

である。

メーカーや既存流通の都合だけでこんな商流を組んでしまったら、

「ちきしょう、わけわからねえピンク色の材料なんか使いたくねえわ!なんだこのけったいな材料は。使い方よくわからねえし、なんでこんなもんつかわなけりゃならねーんだ。おい!監督!モルタル注文してくれ!」

のように、ポンプ業者さんの妨害にあうことは必至だろう。

つまり、ポンプ業者の協力を取り付けることが、

流通の阻害要因を消すことになる。

つまり、どのような流通体系が妥当なのか?

仮説として以下のような流通機構が検討されている。

【モレステ流通体系(案)】

メーカー→生コン→商社→(8,000円)元請け

※ポンプ業者に技術料として1案件2,000円をメーカーから支払う

これで、上述した関係当事者すべての理解が得られるだろう。

・元請け 日頃から物品購入しているところを立てることもできるし、現場をお任せするポンプ業者も気持ちよく仕事してもらえる、ハッピー

・ポンプ業者 技術をきちんと習得すればこれまでになかった技術料という新たな収入が得らるし、ハッピー

・商社 他の製品に商権を奪われることもないし、モレステを契機に新規顧客を取りに行ける可能性だってある、ハッピー

・生コン 超面倒くさい「モルタル0.5」を運ぶ必要がなくなる(残コン廃棄料の圧縮や朝一小型の確保)だけでなく、もともとのモルタル0.5の商売も消えることがない、ハッピー

以上が、関係当事者のハッピーということになる。

昔の市場原理じゃあるまいし、

誰かにしわ寄せを寄せて誰かだけがハッピー

なんてことはこれからの時代、これからの流通にありえない。

モレステの流通体系

とても示唆に富む検討事項だと思う。

上記仮説をベースに、残コンフェス全国ツアーは続く。

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