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「残コンに困っていませんが」

「残コンに困っていませんが」

IWAシステムで出来上がった原料の市況は、2000円以上で売れる。700円の売り上げ(RC砕石)にしかならなかったそれが、2000円以上で売れるようになる。

静岡は西部に堀内土木という会社がある。

おそらく史上最年少で生コン協組の理事長になった漢。

混迷する西部協組という市場。

火中の栗を拾う形で理事長を受けた。

そのバイタリティは業界の耳目を集めている。

「残コンに困っていませんが、残コン処理システムを教えてください」

こんな訪問を受けたのは初めてだった。

生コンブログの始まりである。

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※左堀内社長と右堀内常務(西部協組理事長)。IWAシステム(4層式残コン・スラッジ処理システム)の技術説明に耳を傾ける

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※構内見学の様子

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※Re-con ZERO(MAPEI)投入

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※改質作業(残コン・スラッジを再生砕石状に改質)の開始。1日に1回5分~10分の作業となる

堀内土木は中間処理の許可を得ている。

そのため、同社で発生する残コンやスラッジはすべて同社内で処理される。

すべてはクラッシャーにかけられRC砕石として外販されている。

だから、残コンに全く困っていない。

これまでにないケースだった。

「閉塞する生コン業界であがいてでも何か変化の予兆になるものを探したい」

切実な想いがあった。

事実、中間処理業を持っている生コン工場だったとしても、

IWAシステムを導入するメリットはあるようだ。

RC砕石の西部における市況はTon700円程度と聞く。

原材料(残コンやスラッジ)は無料で手に入るにしても、

製造をするための機械の損耗費や人件費、燃料はかかる。

製造する過程で発生する騒音や粉塵も存在する。

700円の売り上げに対して確実にそれら費用は構成される。

一方、IWAシステムで出来上がった原料の市況は、

2000円以上で売れる。

700円の売り上げ(RC砕石)にしかならなかったそれが、

2000円以上で売れるようになる。

Re-con ZEROの代金を差っ引いたとしても、

1000円以上の利益が残る計算になる。

さらに、クラッシャーなどの設備や人件費にかかる費用は削減され、

騒音や粉塵、排水なども軽減される(ISO 14001取得)。

新技術やイノベーションにどん欲。

僕自身経験がある。

恵まれた市場でぬくぬくと操業していれば必要ないこと。

過酷で出口の見えない市況や環境の中にいればぬくぬくとしてはいられない。

幸なのか不幸なのか?

それは当事者の意識次第だと思う。

僕は後者を幸福ととらえる人間でありたい。

前途が多難でだからこそ乗り越えることに喜びを感じる。

無感動に何もない人生を安穏と草木のように過ごすのではない。

生きている実感があるじゃないか。

堀内兄弟はすごい。

やらまいか精神に富んでいる。

きっとこの兄弟は生コン業界でなにかでかいことをやりぬけるだろう。

同時代に生コンというテーマを選んだ同志として。

これからも過酷な生コンという産業を共に楽しんで走っていきたい。

転載元:宮本ブログ

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